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2007年4月 3日 (火)

ショートステイ。

Img_0852  確定申告のときに、ぶつかったのが介護保険の「ショートステイ」の医療費控除の可否でした。

介護保険の関係の医療費控除は、全額対象となるもの、対象とならないもの、1/2対象となるものがあり、介護保険を理解し個々のサービスについて暗記でもしていないと税理士でも即座に判断できない部分があります。したがって、短時間で結論を要するときは、各事業者が発行する領収証等に記載される医療費控除の対象額に頼らざるを得ないのが実情と思います。

今回のケースでは、個別の領収書で、医療費控除の対象額の記載もないし、そもそも項目すら無いものでした。

現在、お年寄りでさえ使用している言葉である「ショートステイ」。介護保険では

(1)短期入所療養介護

(2)短期入所生活介護

との二種類があり、両方とも「ショートステイ」と呼ばれています。税金関係の資料等で医療費控除の対象として羅列されていると、漢字の違いも見落としてしまいそうなくらいです。しかし、内容の違いは次のとおり。

(1)の短期入所療養介護は、要介護者など(次の①~③を要すると主治医が認めたものに限ります)について介護老人保健施設などに短期間入所させ、これらの施設で行われる①看護、②医学的管理下における介護、③機能訓練その他必要な医療、④日常生活上の世話。 

したがって、(1)の居宅サービス費に係る自己負担額(介護保険給付の対象外のものに係る自己負担額を含む)および食材料費のうち標準的な金額は、医療費控除の対象という取扱いです。

(2)の短期入所生活介護は、要介護者などについて、養護老人ホームなどに短期間入所させ、これらの施設で行われる①入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の世話、②機能訓練。 

 「居宅サービス計画」に基づいて、医療系のサービスを併せて利用する場合の、居宅サービス費に係る自己負担額(介護保険給付の対象となるものに係る自己負担額に限る)は、医療費控除の対象となる取扱いです。

今回のは、「ショートステイ」でも上記の(2)の短期入所生活介護でしたが、アンダーラインに該当しなかったケースのため医療費控除の対象外と判断しました。

介護保険関係の医療費控除の適用が受けられるかどうかについては、十分ご注意ください。

(追記) 医療費控除に該当するものが含まれていても、発行者側である施設側の記載忘れ、あるいは発行能力等により、領収書に記載されていないこともあるかもしれません。ご不明の場合、発行者側に確認することをお勧めいたします。

小江戸川越発:埼玉県川越市の鈴木保税理士事務所 TEL:049-269-7991

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