あっという間の2月も終わり、ついに、3月の声を聞きました。
最近、曜日の感覚が無くなってきました。
日付の感覚も無くなってきました。
もちろん、季節の感覚などありません。
只々、数字を追い回していく日々が続きます。
以前、知り合いの税理士さんが、最終値の下三桁が全く同じになると嫌な感覚がしてもう一度見直す・・・と言っていました。
例えば、・・・000円とか ・・・333円とか。
確かにそうかも。
777円とそろっても、申告書では、「ラッキー」とは思えない。
どこかが間違っているんじゃないかと、しっかり処理をしたにも拘らず、疑心暗鬼になります。
ありうる数字なのですが、税理士は、ゾロ目を嫌う感覚を持っているかも知れません。
タイトルの話とずれましたね。
先日、税務相談会場にいったときのこと。
相談者の中には、ときどき真意は、その会場で行う申告、例えば年金の申告など、とは全く別の目的の方がいらっしゃいます。
大体の資料を出してもらったあとでも、ゴソゴソとカバンの中から書類が出してきて、「あの、これなんですけど・・・」と言われると「ほら来た」とピンと来ます。
先日の方は、昨年、ETF(上場投資信託)で売却損があったことを聞かれました。
申告が要件になりますが、売却損は翌年以降3年間繰越しでき、売却益がでれば、通算できる(ただし、繰越には、益が無くても毎年申告が必要です)旨を説明しました。
「まだ、持っているETFがあるが、それも損をしていて、もう近々やめようと思っているんです」と。
私は、大した手間ではないので、出すだけ出せばと思います。残念ながらその会場では受け付けられず、申告には税務署へ行く必要がありしたが(用紙もその会場にない)。
「出しておかないと、将来、益が出たら通算できませんよ。無駄になるかもしれませんが、出すだけ出しておいたら」と伝えました。
納税者は、出す出さない、で散々迷われました。
”もう辞めるんだから出す必要ない、いや、もしも持っていて上がったら、それも損だ。”粘る納税者の心の葛藤が見て取れました。周囲では、サクサク仕上がっていたんですがね。
結局、納税者に納得してもらい、損の繰越ができる場所(その会場ではなく税務署)へ行ってもらいました。
粘る納税者。
景気はいづれ良くなると信じて、「粘れ納税者!」でした。
小江戸川越・蔵のまち:埼玉県川越市の鈴木保税理士事務所
【PHOTO:寒牡丹・鶴岡八幡宮】
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